兵庫県における胃腸炎ウイルス検出状況及び遺伝子解析
健康科学研究 ン ー感染症部主任研究員 井伝仕
じめに
ウイ や細菌等 痢 嘔 痛等 発症 感染性胃 炎 年間 通 発 生 例年晩秋 冬季 け 流行 ピーク 形成さ こ 冬季 流行 ウイ 主原因 さ い 主 原因ウイ ノ ウイ NoV サ ウイ
SaV A群 び C群 ウイ (ARV, CRV) ア ウイ (HAstV)
管ア ノウイ (EAdV) パ コウイ (HPeV) 等 知 い 胃
炎ウイ 多く 型 存在 流行シー ン 主流 遺伝子型等
異 こ や 地域的 偏 見 こ 報告さ い
さ 感染性胃 炎患者 検出さ ウイ 食中毒や集団感染 引 起こ こ 病原体 特定 適切 対応 こ 感染拡大 防止 重要 あ
当研究 ン ー 食中毒等集団感染事例発生時 起因病原体 特定 目的 胃 炎ウイ 検査や 県内 病原体流行状況 把握 目的 サーベイ ン 胃 炎
ウイ 同定や遺伝子解析等 行 い
本調査 2011年9 2015年8 4シー ン け 小児 散発性感染性 胃 炎患者 び食中毒等集団感染事例 胃 炎ウイ 検出状況 び 県 検 出さ NoV びSaV い 行 遺伝子解析 結果 い 報告
調査材料と方法
. 調査材料と方法
2011年9 2015年8 兵庫県感染症発生動 調査事業 病原体サーベイ
ン 感染性胃 炎患者 さ 小児散発症例738検体 び食中毒 疑い 事 例 中心 集団感染事例 さ 185事例由来 1,685検体 検査材料
. ウイルス遺伝子 検出
検体 ウイ RNA び DNA 抽出 RNAウイ ン ムプ イ ー
逆転写反応 行い cDNA 作成 NoV SaV ARV CRV HAstV EAdV びHPeV等 胃 炎ウイ い 各々 ウイ 特異的 プ イ ー 用い コンベンショナ ア イムPCR法 ウイ 遺伝子 検出
. NoV、SaV 遺伝子解析
NoV Capsid N/S領域 い PCR法 増幅 ち イ ク シークエン 法
塩基配列 決定 Norovirus Genotyping Tool (http://www.rivm.nl/mpf/norovirus/typing tool) 用い 遺伝子型 決定 SaV Capsid領域 一部 い PCR法 増幅
ち イ ク シークエン 法 塩基配列 決定 近隣結合法 系統樹解析 行
い 遺伝子型 決定
結果と考察
表 3 3oV 遺伝子型別検出数 ノ
ウイ (%) サポ ウイ (%)
A群 タ ウイ (%)
2011/12 51 32 28 (87.5) 2 (6.3) 2 (6.3)
2012/13 56 43 40 (93.0) 3 (7.0) 0
2013/14 37 30 25 (83.3) 5 (16.7) 0
2014/15 41 31 31 (100) 0 0
合計 185 136 124 (91.2) 10 (7.4) 2 (1.4)
シー ン 検査事例数 ウイ胃腸炎 陽性
検出ウイ
表 2 集団感染事例における胃腸炎ウイルス検出状況 表 1 小児散発症例における胃腸炎ウイルス検出状況
ノ ウイ (%)
サポ ウイ (%)
A群 タ ウイ (%)
C群 タ ウイ (%)
ア ウイ (%)
腸管ア ノ ウイ (%)
パ コ ウイ (%)
2011/12 221 74 27 (36.5) 7 (9.5) 25 (33.8) 2 (2.7) 2 (2.7) 11 (14.9) 0
2012/13 194 88 44 (50.0) 6 (6.8) 29 (33.0) 0 4 (4.5) 4 (4.5) 1(1.1)
2013/14 166 78 28 (35.9) 9 (11.5) 14 (17.9) 0 12 (15.4) 4 (5.1) 11 (14.1)
2014/15 157 41 21 (51.2) 7 (17.1) 8 (19.5) 0 0 2 (4.9) 3 (7.3)
合計 738 281 120 (42.7) 29 (10.3) 76 (27.0) 2 (0.7) 18 (6.4) 21 (7.5) 15 (5.3)
シー ン 検査件数 ウイ胃腸炎 陽性
検出ウイ
遺伝子型 小児散発症例 集団感染事例
G .2 2
G .3 3 7
G .6 5
G .2 9 9
G .3 11 3
G .4 81 61
G .6 10 10
G .12 1
G .13 1 1
G .14 3
G .17 1 14
Mix 12
合計 120 124
2011/12~2014/15シー ン 4シー ン け 小児散発症例 び食中毒等集団感染事
例 胃 炎ウイ 検出状況 表1 表2 示 小児散発症例 患者糞便 738
検体中281検体 7種類 胃 炎 ウイ 検出さ 原因ウイ
最 多 く 検 出 さ
NoV 陽性検体中42.7% 120検
体 占 NoV 次い ARV 27.0% 76検体 SaV 10.3% 29検体 ほ EAdV HAstV HPeV CRV 検出さ
一方 食中毒等集団感染事例 185事例中136事例 3種類 胃 炎ウイ 検 出さ 原因ウイ 最 多く検出さ NoV 陽性事例中91.2% 124事 例 占 NoV以外 SaV 7.4% 10事例 ARV 1.4% 2事例 順 多く検 出さ
小児散発症例 集団感染事例い NoV 最 多く検出さ 集団感染事例 NoV 占 割合 く 9割以 占 小児散発症例 NoV以外 6種類
ウイ 検出さ 多様 ウイ 感染性胃 炎 原因 こ 示唆さ
集団感染事例 い SaV 10事例 検出さ こ うち9事例 成人 中心
食中毒 疑い 事例 今後 食中毒検査 い 注意 べ ウイ 考え
. NoV 遺伝子解析
2011/12~2014/15 シー ン 4 シー ン NoV 検出さ
小児散発症例 120検体 集団感染事例 124事例由来検体
い 遺伝子型別 行 結果 表3 示
小児散発症例 G .4 81 検体 67.5% 最 多く 次 い G .3 11検体 9.2% G .6 10検体 8.3% ほ 計9種類 遺伝子型 検出さ 集団感染事例 G .4 61
事例 49.2% 最 多く 次い G .17 14事例 11.3% 複数 遺伝子型 同時 検出さ 事例 12事例 9.7% ほ 計9種類 遺伝子型 検出さ
G .4 検出数 小児散発症例 集団感染事例 い 最 多
行 主体 い 考え 集団感染事例 2番目 検出数 多 G .17 G .P17-G .17 2014 年 3 川崎市 初検出さ 新規遺伝子型 あ 兵庫県
内 2014 年 8 初 検出さ ち 翌年 1 頃 検出頻度 増加 2014/15 シー ン 集団感染事例 うち半数近く 占 一方小児散発症例 1検体 検出
留 今シー ン以降 G .17 発生動 監視 必要 あ 考え
. SaV 遺伝子解析
2011/12~2014/15シー ン 4シー ン SaV 検出さ 小児散発症例29検体 集団
感染事例10事例由来検体 い 遺伝子型別 行
小児散発症例 G .1 10検体 34.5% 最 多く 次い G .3 7検体 24.1% G .2 4 検体 13.8% ほ 計 7 種類 遺伝子型 検出さ 一方集団感染事例
G .2 9事例 残 1事例 カキ 喫食 原因 疑わ 事例 複数 遺伝子型
同時 検出さ
G .2 検出さ 集団感染事例 ほ 成人 中心 食中毒 疑い 事例
あ G .2 免疫 持 い感 性者間 年齢層 問わ 流行 広 い 考え 小児散発症例 最 検出数 多 G .1 今回 調査 集団感染事例
検出さ 小児 中心 散発的 感染 広 い 考え
まとめ
2011年9 2015年8 病原体サーベイ ン 感染性胃 炎患者
さ 小児散発症例738検体 び食中毒 疑い 事例 中心 185集団感染事例
い ウイ 索 行い 281検体 び136事例 胃 炎ウイ 検出 検出さ NoV びSaV 遺伝子解析 行い 2014/15シー ン NoV 新規遺伝 子型 G .P17-G .17 流行 確認さ 等 シー ン毎 流行 特性 明
胃 炎ウイ 的 流行株 解析 感染症や食中毒予防対策 用 情報
思わ 当研究 ン ー 今後 的 調査 流行状況 監視 迅